2016年2月22日月曜日

しらかばsuloのアイスキャンドル

2/19-21は、第42回しもかわアイスキャンドルミュージアムでした。メイン会場はもとより、町中のあちらこちらでもアイスキャンドルが飾られ、美しい夜の3日間。

アイスキャンドル作りは、以前フィンランドのラップランドに住んでいた頃に覚えました。向こうはマイナス30℃や40℃まで冷え込んだりするので、ほんとにお気軽にアイスキャンドルが作れたんです。気温がプラスになることは4月までほとんどないので、一度作れば長持ち。でも室内に入れちゃえばすぐ溶けるので、何度でも好きに作り直すのも簡単。休日やパーティの夜には、いろいろ趣向を凝らして楽しみました。いろいろな型で作ったり、モミの葉を巻き付けたり、ベリーやお花と一緒に凍らせたり✽

森の中にあった私のアパートは、平屋で大きな窓があって、庭(というか森なのですが)にアイスキャンドルを灯していると、時々、野生のウサギやキツネ、トナカイなどの姿も見ることができました。
家の内側ではなく外の森側に向けて置いていたソファ。そこに座り、あるいは寝転がって、室内は暗くして、森を眺める時間が好きでした。
彼らが現れるのを待つ静かな時間と、暗闇から突如現れ軽やかに通り過ぎる、森で暮らす者たち。時には、雪が激しく舞うバトルが繰り広げられたり。一夜一夜、森の映画を見ているようでした…。

フィンランドや北海道のように、マイナスの気温がつづく地域ならではの、北国の冬の楽しみ・アイスキャンドル。眺めるのも、作るのも、とても好きです。

それでは、しらかばsuloの前の、アイスキャンドルの様子を写真でお伝えしますね。


一夜目
ドロップアイスキャンドル(あの風船でつくっていたのはこれでした〜)
に下川産みつろうでつくったみつろうキャンドルを灯してみたら、
とてもやさしい灯りになりました…꒰ღ˘◡˘ற꒱✯*・


二夜目
 
ドロップアイスキャンドル増産。
大小いろいろな大きさをたくさん並べるのもかわいい♡ 
バケツで作ったアイスキャンドルは
森の素材(モミの葉、蔓アジサイ、まつぼっくり、コクワの蔓のリースなど)
でちょっとおめかししてみました✽
 リスとウサギも遊びに来てくれました♪(笑)


三夜目
白樺の薪棚にも点灯。
キャンドルをのせたい薪をちょっと手前に出すため、わざわざ薪を積み直しました(笑)
写真右は、コップで作ったミニミニアイスキャンドル。薪にぴったりでかわいかったな。


1日目と2日目は、この時期には珍しく日中の気温がプラスになってしまい、たくさん作った風船アイスキャンドルの半数ほどが溶けたり割れたりしてしまうというハプニングもありましたが、そんなせつなさもアイスキャンドルならでは。北国の自然の中で、アイスキャンドルづくりを満喫した3日間でした。

氷の透明さと、キャンドルのあたたかなやさしい灯り。
その組み合わせが、とても好きです…


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